ドラマレビュー：義母と娘のブルース（全10話）ネタバレ

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映画、テレビ番組視聴が趣味の真彩がお届けする

忙しい方向けの作品ネタバレレビューです。

 

選択基準はタイトル・あらすじなどの情報で選択しているため

視聴前でもわかるような制作された年やキャスト、

原作有無の情報はほぼ入りません。

（私がそこに興味ないので）

 

あなたが視聴するかの基準として

参考となれば嬉しいです。

 

 

視聴事前情報

• 視聴サイト：アマゾンプライムビデオ
• 視聴可能期間：表記無し
• その他：2020年1月に放送された特別版も有り。

→別記事にてレビューを紹介します。

 

• 2021年1月4日追記:Tverで観れます　終了しました

ストーリー全体の流れ

キャリアウーマンの亜希子と

夫の連れ子であるみゆきの

10年間の愛情物語。

 

このドラマのキーワードは”奇跡”。

 

亡き母が忘れられずに

義母を拒み続ける小学3年生のみゆき。

 

キャリアウーマンの経験を元に

みゆきと関係を築こうと奮闘する亜希子。

 

そして2人の間を取り持つ夫の良一。

 

前半は家族3人の絆が深まっていく話です。

 

後半は高校3年生となったみゆきの進路と

再びキャリアウーマンとなった亜希子の

母娘関係の在り方がメインになります。

 

多少ラブコメ要素も入りますが、

感動・泣ける・仕事で参考になるシーンもありますよ。

各回の内容要約

1話目

小学3年生のみゆきに

亜希子が名刺を渡すところからスタート。

 

主要人物、店舗もこの1話目から出てくるので

しっかり観ておきたい話。

 

キャリアウーマンの亜希子の仕事の様子や

先回りして拒否しまくるみゆきの様子がわかる。

 

亜希子が出した履歴書に対して

みゆきが合格採用通知を送ったものの・・・。

 

2話目

母親業をリサーチすべく

子持ちの女性社員を集めてミーティングをする亜希子。

 

家出を企てるみゆきは同級生のヒロキに協力を依頼するが

亜希子のペースに飲まれてしまい断念。

 

この2話目では

 

• みゆき：亜希子と歩み寄り始める。
• 良一：退職届を会社に提出。
• 亜希子の部下田口：失恋。
• 亜希子：みゆきの笑顔で退職決断。

 

この話の場面は後半に回想として

何度か出てきます。

 

3話目

退職してもなお

キャリアウーマンっぽさ出まくりの亜希子。

 

ここでのメインは小学校運動会に関わるPTA論争。

 

亜希子の言動が役員達をイラつかせ

それが原因となり役員の子供達から

避けられるみゆき。

 

そのみゆきの様子を見て対策を練る亜希子。

 

根本的な問題を解決させずに

穏便に済まそうとする教師達に対して

亜希子が放つ一言がみゆきの意識を変え、

やがて周囲も協力的に。

 

ここで登場するPTA会長の晴子は

後半には亜希子を支える存在へと変わります。

 

4話目

良一の病院シーンから始まります。

 

亜希子と良一の偽装結婚を疑いつつ

林間学校へ出発するみゆき。

 

この4話で本当の結婚理由が判明。

 

でも馴れ初めがどうであれ

家族3人の気持ちに良い変化がはっきりと

見えてくるようになります。

 

この話に出てくる亜希子のセリフが

最終話につながってきます。

 

5話目

良一が倒れて救急搬送される場面から。

 

みゆきを含めた周囲の関係者に

良一の病気を悟られないように計画、

実行する亜希子。

 

この5話では初めてみゆきが亜希子に

自分ができることを提案します。

 

それを受けた亜希子は

自分にできることとして

入院した良一の代わりに

元の職場とライバル関係にある良一の会社で

一時的に働くことに。

 

終盤ではすっかり仲良くなった

家族3人の様子が映し出され

 

今後どんな様子が描かれていくのかなーって

期待値が高まりますが・・・。

 

6話目

夫の良一が亡くなるΣ(;￣□￣Ａ

亜希子はみゆきを、みゆきは亜希子を気遣い

気丈に振る舞う2人。

 

そんな様子を見て心配する下山とヒロキ。

 

「母親はあんたしかいない」と下山に言われて

やっと自分が間違っていたと気付いた亜希子。

 

作品タイトル通りになるのが

ある意味ここからです。

 

6話中盤からは

みゆきが高校3年生へと変わり、

亜希子は再びキャリアウーマンとして

働き始めます。

 

さらにやっとここから

ちょこちょこ出てきた麦田が

ベーカリー麦田の店長として

母娘にしっかり関わっていきます。

 

小学3年生で転校してしまったヒロキも

成長して再び母娘に深く関わってきます。

 

7話目

人任せ・言い間違いが多すぎる

麦田店長のダメっぷりから始まります。

 

ベーカリー麦田の立て直しのために

改善策を分かりやすく提案していく亜希子。

 

仕事をしている義母を見てプレッシャーを感じる

受験生のみゆき。

 

一学年下だと判明したヒロキに勉強を教わるが

その過程でみゆきは亜希子に嘘をついてしまう。

 

義理の母娘だからこその娘の想い、

血のつながりはなくても

しっかり義母の影響を受けている娘の様子が

よく出ている話です。

 

8話目

他の話と比べると仕事色が濃いっていうか

ベーカリー麦田の立て直しがメインの話です。

 

ライバル店と麦田のパンを食べ比べて

ひたすらリサーチしまくる亜希子達。

 

その様子を見ていて面白さを感じ始めるみゆき。

 

晴子の助言でみゆきの意見にしっかりと

耳を傾けて向き合う亜希子。

 

この8話目は仕事の考え方において

参考になることが多いです。

 

• 先代と同じやり方は今の時代に合うのか
• 自分独自のものを作り出せないか
• 子供が将来像を決めるのはどんな時か

 

家族の在り方としては

親の意見を素直に聞かなくなった成人した子に

親としてできることは何か？みたいな部分も

出てきます。

 

ここの話から多少ラブコメ要素も入ってきます。

 

9話目

ベーカリー麦田がリニューアルオープン。

みゆきが今後目指す方向性も決定。

 

この9話目は勘違いと過去の奇跡や振り返り場面が多いです。

 

麦田の亜希子に対する想い、

義母に幸せになってほしいと考えるみゆきの想い、

娘を大切に想う母としての亜希子の姿が主になります。

 

亜希子の元部下：田口の発言がきっかけになって、

ベーカリー麦田を継ぐ前の麦田が

実はずっと前から亜希子とみゆき、そして良一と

関わりがあったことをお互いが気付くという話です。

 

10話目（最終回）

麦田が振られたところから始まります。

 

その麦田から、亜希子と良一はちゃんと

好き同士だったんだと伝えられたみゆき。

 

この最終話では亜希子が倒れて

一時入院生活に。

 

また大切な人がいなくなってしまうかもと

不安になったみゆきは

 

亜希子に引き抜きの話が来ていることを知り

そのチャンスを掴んでほしくて

周囲に第一志望校合格の事実を隠す。

 

義母に幸せになってほしいみゆき。

でもやっていることが空回りしてしまう。

 

そして母とはどういうものなのかを

はっきり分からないまま

みゆきに過去の自分を重ねてきた亜希子。

 

双方が本音で話し合うシーンで

亜希子の過去の様子がはっきり明かされます。

 

そしてやっとお互いの気持ちを理解した2人。

 

その後亜希子はベーカリー麦田を退職。

みゆきと離れて暮らすことに。

 

でも母娘関係はこれからも続くっていう展開で

2020年1月に放送された特別版に

つながるように終了します。

 

視聴選択理由と視聴後の感想

最近このドラマの主題歌を

よくCMで聴くので観たくなったんですよねー。

 

ちなみに2018年の放送時は観ていなくて

始めて観たのが2020年1月放送の特別版（笑）

 

その特別版が面白かったんで

今さらですけど観てみました。

 

特別版まで続けて観ることができたら

もっと嬉しかったな・・・(´ω｀)

 

.。o●.。o○.。o○.。o●.。o○.。o○.。o●.。o○.。

 

キャリアウーマンの亜希子が中心なので

単なる家族物語とはならず、

ところどころに”営業仕事”要素が混ざってるので

個人的にはそこが良かったですね。

 

自分の仕事に関するヒントも得られました。

 

みゆきとヒロキのキャストがね、

小学生と高校生で顔立ちに

あんまり違和感を感じないんですよ。

 

そこが余計入り込ませるっていうか。

 

あくまで個人的な感想ですが

2話目の終盤で亜希子が退職を会社に告げる場面。

 

そのセリフがちょっとジーンとくるんですよ。

 

そして3話目でのみゆきの様子を見て

他の大人の行動にイラつきを見せる亜希子のことは

子を持つ親だったら余計わかるはず。

 

「大事な一人娘に」って言う場面なんか特に。

 

4話目の林間学校でみゆきに持たせたキャラ弁、

株価チャートってウケるんだけど（笑）

 

そうそう、

私は原作を知らないから余計

分からずに観てたんだけど

 

ここまで佐藤健さんがやってた役名が

わかりませんでした。

 

毎回出てくるからいずれ絡むんだろうとは

思ってたもののね。

 

5話目で夫婦が土下座してるシーン。

 

亜希子が発した感謝の言葉は

良一が無事だったからなの？

仕事ができたからなの？

 

どうであれ家族3人の仲良さげな場面が

ここで終了するとは思ってませんでした。

 

6話目のはじめでは既に良一が他界してるし。

 

母娘が抱きしめ合うシーンは一緒に

泣かせていただきました( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

 

この6話、それ以外にも現在我が家は

似たような状態になってるんですよね。

 

義理の・・・とかじゃなくて

子供の進路について。

 

亜希子は進路が曖昧なみゆきに対して

働いている親の姿を見せるのが一番だと考え

デイトレーダーを辞めて

ベーカリー麦田への就職を決めます。

 

現在私は会社勤めをしてないんですよね。

 

今ってコロナの影響で失業した人が

例年より増えているじゃないですか。

 

今後、今までのように高校卒業後の

就職がスムーズにいくかどうか

分からないって話が聞こえてきてて・・・。

 

子供の考え方がどう変化していくかは

まだまだわかりませんが、

自宅で仕事をしてる姿を見たら

楽そうって思われるのかな。

 

個人的にお気に入りなのは8話。

仕事で奮闘するストーリーが好きなので。

 

自分のプレゼンの意図が店長に伝わって

喜びを感じるみゆきと、協力する亜希子。

何か・・・良かったです (´∀｀)

 

あとは最終話の母娘話し合いのシーン。

涙無くして観られません (ノд<。)゜。

 

もうね、みゆきのセリフが

私と世間の親達を泣かせます。

 

何と言ってもMISIAの歌が毎回ね・・・

ピッタリ過ぎるんですよね。

 

聴くたびに泣けてくるんですよ。

もはや条件反射みたいな（パブロフ犬みたい）。

 

全部観るとなると結構な時間がかかりますが

過去作品とはいえ超おすすめです。

 

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